眠れる奴隷

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大学をやめるにあたり私の脳の処理速度、物理への限界を感じた。シンギュラリティにより物理的な側面の需要が落ちていく。自分から作る、創造することこそこれからの時代に必要である。人間らしい在り方人間の良さこそ人工知能への頭の良さ以外で証明できる。ことに人間が働くよりも機械が働いていく方が効率は良いはずだ。


資本主義の対等こそ我々が対する課題である。それにより眠れる奴隷となった。寝ている事に気づくものはどれくらいいるだろうか。かの私も囚われている。実況やブログをやっているのも自分を守り正当化しているに過ぎない。もし未来を信じぬくならば先に言った人間らしい在り方であるべきだ。好きなことを行うその気持ちこそ他でもなく人間らしい価値である。(価値?)


故に私はヲタクを目指した。好きなものをとことん追究するために。しかし今の私はまだ囚われている資本主義の檻に。心から好きなものを愛することができない。それは人であっても作品であっても出来なかった。マズローの社会欲求通りだったな。


私は自閉症やHSPなど思い当たる節はいくつもある。変わり者だと自覚している。素直になれないのもこの辺りが干渉しているためだろう。だが私は好きなことを愛したい。愛することができるようになりたい。幼稚園の時に学んだ『隣人を愛せよ』と。この悩みは2045年問題を知る前以前にも小学6年のときも思っていた。シスターに『信じられるような人間になりたい』そう話した。あの頃から変わってないな。

2020年11月18日 記

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