聖地巡礼の感想

ゲーム•アニメの感想

これは2020年1月6日にTwitterに投稿した文章です。

先日ラブライブと言う作品を知り友人達と静岡県沼津市に聖地巡礼に行ってきました。それまで私はアイドルのことを知らず、アイドルやヲタクのことをよく思っていませんでした。断片的に見るとヲタクの常軌を逸した行動は理解できません。しかし今回の聖地巡礼で彼らの見る景色を私を見ることができ、新しい考えを知ることができました。

アイドルと聞くと最近の職業と思う方も多いと思います。ですがFGOのステンノもまたアイドルです。ギリシャ神話にまでその歴史はあります。日本にも芸者のように呼び名は違いますが、時代に合わせて様々なアイドルがいました。私が生まれてからも多くの人がなっていきましたが、辛い時も笑わなければいけないし、プロデュースする側の考えが大きく反映される。人間らしくない作品を受け入れる事は心のどこか歩に落ちないところがありました。そんな中友人に誘われてAqoursの聖地巡礼に行きました。

巡礼当日は朝の4時に出発して順にアニメ、映画、ディスクジャケットに映る場所を回りました。1番嬉しかった場所は淡島神社です。階段を上るトレーニングが自分も体験できて、キャラクターの辛さがよくわかりました。巡礼を進める中で最も驚いたのが、友達たちの熱意です。グッズを集めることに熱を帯びジャケットやぬいぐるみをたくさん持っていたり、好きなキャラクターのコースターを手に入れるために乱数に調整したり、シャイニーを探しに濃霧の山道を運転しました。もちろん初めて作品を知る私を歓迎してくれて嬉しい気持ちでした。でも何が彼らをそこまで駆り立てるのか、随所に見え隠れする狂気的な感情はなんだろうと疑問に思っていました。

日が沈んできた辺りから疲れてきました。朝の4時から寝ていないためでしょう。午後6時頃には深夜テンションに近い状態でした。そして帰り道、夜も更けた頃ようやく疑問に思っていた謎が解けました。彼らの頑張りは、疲労からくる極限状態であると予想します。そこからアイドルの関係を繋ぐ例としてライブを説明します。アイドルが作るライブは人間の本能を刺激する材料があります。音楽、光、炎、人間がこれにあたります。また作品を作るのも人間であるので現実を遮断しやすいと思います。友人が私にライブでのコールの大切さその場の一体感の素晴らしさを教えてくれました。『吹っ切れてないとできない』その言葉を聞いて私は仕事で疲れながらも好きなものに夢中になって、寝る時間さえもったいないと思える人が楽しめる世界なんだと思いました。だからこそ作品の素晴らしさが伝わりやすく、そのために努力は惜しまないのでしょう。

アイドルに限らず好きな作品に夢中になるのは良いことだといます。これからは日々努力しているかを測る指標としてアイドルを知っていきたいと思います。努力して疲れていれば本能を刺激する作品は深く心に届くからです。私はヲタクと呼ばれる人々に遠く及びませんが、1つのことに夢中になれるよう熱意を自分も参考にしたいと思います。

ラブライブ!シリーズ Official Web Site
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